【黒歴史】新入社員時代の寮の思い出

ふと、会社に入った黒歴史が夢に出てきたので、今回紹介してみます。

 

①立地

とても田舎なところで。駅から歩いて40分。タクシーで10分くらいでした。 コンビニまで歩いて20分。バスも夜は、8時くらいが最終で1時間に一本。また、つらいのは、タクシー自体も駅の前にそんなにないことです。駅のタクシーが2、3台しかないので、酒を飲んで帰った終電や寒い日、雨の日は、タクシーの争奪戦になります。長いときだと、30分くらいタクシー待ちでした。

 

近くのコンビニ行くのにも歩いて片道20分くらいかかり、食事するにも片道15分くらいです。夜中は街灯が少なく、本当に不便なところでした。車がないと全く生活できません。

 

②規則

会社の寮なので、当然会社の人以外は侵入禁止です。恋人も友人も家族も。男性しか寮にはいないので、女性は立ち入り禁止です。アニメカイジの地獄チンチロ編を彷彿させるような環境でした。

 

③大きさ

部屋の大きさは4畳半でした。テレビを置くとほかに何も置くものがなく、万年床で生活していました。また壁が薄いので、隣の人の話声が聞こえたり、自分の声が外に漏れたり、本当に大変でした。嫌だったのは、隣に住んでいるのが会社の単身赴任者の管理職の人がいて、常に気を使わなければいけないところでした。

 

④その他

冬場は薄いガラス板の窓から容赦なく、風が入り込み、息が白くなってました。自炊できるコンロはなく、風呂とトイレと食堂と洗濯機、冷蔵庫が共同でした。

 駐車場もタダ。ただし駐車場という名の原っぱだったので、泥着くわ。冬は、霜で車凍るわで本当に大変でした。

結局、その寮は私が5年目に住もうと思ったときに、ぼろすぎて結局取り壊しになりました。

 

感想としては、 、

今では本当によく生活できていたなぁというところでした。 そんなところに4年くらい住んでいました。メリットとしては生活費の安さでしょうか。朝と夜の食費込みで1か月1万5千円~2万円でした。

 

昔は、そういうわけで、未来の自分にプレゼントするんだと、なぜか貯金に意地になっていました。漫画のアカギにおける鷲巣との対戦の中で「とにかく俺には金だ。」というように意地になっていました。

 

 

そのかいもあって、新入社員の時から8年目くらいまでは、最低月6万を貯金に回していました。また、その次に住んだのが1K、駅から20分ほどのワンルームマンションだったが、そこは天国に思えました。

 

今では、やっと人らしい生活ができており、あの時と比較すると、家族もいて幸せを感じることも多く、貯金できたことで今ではあの寮に対しては感謝しています。